2015年07月の記事

この日はあいにくの雨となってしまい、そうめん流しは屋外で、盛り付け・食事は地域交流センターでの実施となりました。

そうめん流しの竹や盛り付けに使う竹の器は職員がボランティアで切りだしを行い、 切り口でけがをしないようにとふちを丸く削る加工をしてきれいに洗って準備してくれました。

そうめん流し

屋外では衛生面も考え、そうめんを直接は食べずに「流れてくるそうめんを取る」という体験をしていただきました。
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皆さんフォークを竹に近づけスタンバイです。流れてくる方を真剣に見ています!「行きますよ~」
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皆さんのそうめんを取ってお椀に入れる動作はとても素早く、流すのが追い付かないほどでした。 取るのが難しい方はご家族様や職員がお手伝いをしてそうめんを入れていき、皆さん、どんぶりいっぱいのそうめんを取ることができました。
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そうめんの盛り付け

冷凍保管してあった竹の器に砕いた氷を入れて「涼」を表現!盛り付ける材料は、きゅうり、トマト、しそ、ねぎ、しょうがです。 ご家族様や職員と協力して楽しく盛り付けていきました。
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完成した所で・・・いただきます!! 利用者の方はとても集中して食べておられました。 ご家族の方には「竹の器で雰囲気が出ていいねぇ~たくさん食べてしまうがよ」とおっしゃっていただきました。
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たくさんのおかわりもしてきれいに完食!視覚と味覚で涼を感じていただけたようでした。

夏を存分に楽しんで季節を感じていただこうと「夏を楽しもう教室」教室を開催しました。

暑中見舞い作り

スタッフやご家族様と一緒に、スイカの模様を砂絵で彩られました。
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最初は砂絵に戸惑いがある様子も見られましたが、緑色と黒色の砂をスイカの模様に合わせて落としていく作業では、 「むずかしいね!!」と苦戦しながらも一生懸命取り組まれていました。

出来上がった暑中見舞いを片手に「いいね!かわいいね!」と笑顔で「パシャリ!!」 みなさん満足された様子でした。
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スイカ割り

全員が面白メガネを付け、てこずりながらも挑戦されました。 見学の利用者様たちの応援の中、スイカめがけて思いっきり棒を振り落とすもなかなか割ることができず・・・。 その中、1人の男性利用者様が「私が割ります!!」と棒を大きく振りかぶり矛先一閃!! なんと、大きなスイカが真っ二つに割れました!!
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スイカが割れると大いに盛り上がり、拍手喝采!! 皆様が笑顔になり、少しながら夏の風物詩を味わえていただけた様子でした。 「スイカ割りなんて何十年ぶりかしら。昔を思い出すようで楽しかったわ!」という声もいただけるなど、 参加して下さった皆様に喜んでいただけた教室となりました。

五節句のひとつに数えられる「七夕」に向けて施設内が笹飾りなどで彩られる中、7月7日の夜に「七夕教室」を開催致しました。 初めての夜の教室となり、「夜だからこそできることをしよう!」と企画を練ってきました。

スノードーム作り

最初にスノードームとは何かを知っていただくために、試作品を見ていただきました。 初めて見たという方がほとんどで、皆さん「おー!」と驚いた反応をされ、ご家族様も「これ、自分たちで作れるの?」と驚かれていました。

まず、瓶の裏蓋に接着剤で固定し、接着剤が乾くまでの間に中に入れるビーズ、飾り、砂を選んでいただきます。 「好きなだけ入れていいですよ!」と声掛けすると、みなさん思い思いにさまざまな種類を入れていました。 一人では作ることが難しい利用者様も、ご家族様やスタッフと一緒に取り組まれとても楽しそうに作成されておりました。
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接着剤が乾いたら瓶に洗濯糊を瓶ぎりぎりまで入れます。 男性の利用者様も「まだやろか」と集中して入れられていました。

これで完成!みなさんとてもすばらしい作品ができあがり、1人1人に持って見せていただいて満面の笑みで写真撮影を行いました。
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天の川の映像鑑賞会

次は七夕ということで「星空」を見ました。 「外で本物の星を見て感動していただきたい!!」と思っていたのですが、残念ながら天気は曇り・・・。 星空を見ることは難しかったので、地域交流センターで各地の星空の鑑賞会を行いました。

リクライニング車椅子で少し寝た状態になって天井に映し出された夜空を見ていただくと、 皆さん「おー!」「わぁーきれい!」「すごいなー」と声をあげられていました。
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利用者様、ご家族様、スタッフが一緒になって楽しく作品を作り、星空を鑑賞し、 ご家族様と利用者様が楽しく会話をされている姿も見る事ができ、心から「やってよかった!」と思えた夜でした。

今回の活動教室は、歌を通して利用者様に昔を思い出して頂き、脳を活性化しよう!と「懐メロ教室」を開催しました。 歌を歌うことはストレス発散になるだけでなく、心肺機能のトレーニングにも繋がると言われています。

大きく歌詞を書いた模造紙には、目でも楽しむことができるよう絵も書き入れるなどの工夫を凝らし、スタッフも学生時代を思い出しながら楽しんで作成しました。

曲目

東京だよおっかさん・きよしのずんどこ節・お母さん・憧れのハワイ航路・丘を越えて・青い山脈・月がとっても青いから・森のくまさん

当日は多くの利用者様とご家族様の参加があり、大盛況!
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歌でお母様を思い出していただこうと、話をまじえて森昌子さんの「お母さん」を歌うと、涙する利用者様もいらっしゃいました。 ある利用者様はアカペラで「お母さん」の歌を歌われ、参加者全員が心打たれ感動し涙する場面もありました。
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「森のくまさん」は手話をしながら歌い、利用者様もご家族様も手を動かして喜ばれていました。

「昔の歌はいいなー」と4曲のアンコールをいただき、利用者様には「楽しかった!」「昔の歌はいいね!」との感想を、 ご家族様からは「楽しい時間を過ごせたので良かった」「来て良かった」との感想お聞きすることができました。
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また、歌の後には利用者様より戦争の体験等の話をお聞きする機会もあり、とても貴重な時間となりました。

「懐メロ教室」が終わった後の利用者様の表情はとてもにこやかで、心から楽しんでいただけた様子が伝わってきて、 私達スタッフまで元気をいただいた一日でした。

島津乃荘 夏祭りに関するお問い合わせ

島津乃荘 夏祭り実行委員会まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

〒885-0006
宮崎県 都城市 吉尾町 2200番地1(地図
TEL:0986-46-2155

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春のレクリエーションで植え付け、みんなで水やりなどをして育ててきたプランターの野菜が実をつけ始めました。
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茄子は約半分ほどの苗に実がつき、一緒にモロヘイヤやミニトマトも育てています。
毎日どんどん大きく育っていく様子を、利用者様、職員ともに楽しみにしながらお世話しています。

8月にはレクリエーションの収穫祭で収穫して「自分たちで育てた野菜」が食卓に並ぶ予定になっているので、 その日を楽しみにしながら今後もお世話していきたいと思います。

6月29日、吉尾ボランティア会の方々にご協力いただき、ご利用者様とプランターへの花植えを行いました。
ご利用者様の中には吉尾町出身でボランティア会の方と顔なじみの方もいらっしゃり、手を振って喜んでらっしゃいました。
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ボランティア会会長よりご挨拶いただくと、さっそく花植えの開始です!

次々とプランターに土を入れ、植える苗を4つ選定します。
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植える際にはボランティア会の方にプランターを持ち上げていただき、ご利用者様の手で土を被せていきます。
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あっという間に10プランターの花植えが完了しました!

最後はご利用者様に水をかけていただきました。
夏に向けてひまわりなどきれいに花が咲くよう、日常の水やりもご利用者様自ら行っていただきます。
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この日植えた花は島津乃荘 正面玄関に並べてありますので、お越しの際は目にとめていただければと思います。
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