利用者様の元気な開会宣言で幕を開けた平成30年度の島津乃荘 敬老会。
今年は次のような目的のため、テーマ「笑顔いっぱい敬老会」を掲げました。
- 利用者様、ご家族様、スタッフ、地域の方々との交流を図りふれあっていただこう
- 観たり聴いたり参加することで、利用者様の潜在能力を引き出すきっかけを作ろう
- ご家族様との参加で、普段とは違う雰囲気をより一層感じ、楽しんでいただこう
長寿のお祝い
「敬老の日」には、おじいちゃんおばあちゃんへプレゼントなどでお祝いをされた方も多いのではないでしょうか。 その「敬老の日」とはどのような日なのか改めて調べると、次のように定められています。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」 ことを趣旨とした 「国民の祝日」 (自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日) 国民の祝日について - 内閣府※「敬老の日」の起源がなぜ9月15日なのかについては諸説あるようですので、ぜひ調べてみてください。
社会に尽くされ、ほかにはかえ難い経験と知識をお持ちの高齢の方々を尊敬し、ふれあい、長寿をお祝いする日、ということですね。
島津乃荘では、高齢の方々の代表として百歳以上になられる利用者様、喜寿・米寿・白寿・百寿を迎えられた利用者様(なんと11名!)をステージへお迎えし、 表彰状とメッセージ・装飾を施した 「たて」 をお渡ししました。
代表の利用者様は満面の笑顔でお祝いを手に、はにかみながら「ありがと」とお礼の言葉を述べられ、会場からは暖かい拍手が起こりました。
傘踊り
突然ですが、スタッフによる踊りの出番です。
昨年はうまく披露する事が出来なかったとの事。 今年はリベンジと言わんばかりに、限られた時間で日々の練習を重ねてきました。
急なプログラム変更のアクシデントで始めは表情が硬かったスタッフも、曲が進むにつれ徐々に笑顔が浮かんできます。 スタッフの笑顔につられるように利用者様、ご家族様も笑顔で楽しまれていました。
「座・ほほえみ」歌謡舞踊ショー
続いて、ボランティア団体「座・ほほえみ」の方々による歌謡舞踊ショーが繰り広げられました。
懐かしの昭和歌謡が、歌と踊りを交えて次々と披露されます。懐かしの歌を聴きながら、口ずさむ方、手拍子をされる方など、皆さんが楽しまれています。
「座・ほほえみ」の方々は、利用者様お一人お一人と握手を交わしながら会場を巡って下さいます。
- あゝ上野駅
- 一円玉の旅がらす
- 東京のバスガール
- 君といつまでも
- 逢いたかったぜ
- 東京だよおっ母さん
- リンゴの唄
利用者様とカメラに向かってポーズを決めたりしながら、「座・ほほえみ」の方を中心に沢山の笑顔がこぼれました。
「秋の味覚」釣りゲーム
秋の果物を魚に見立てた「釣りゲーム」は、できるだけ多くの秋の果物を釣竿で釣り上げるゲームです。
多くの利用者様、ご家族様、お孫さんたちが参加され、積極的に方々から釣竿が伸ばされます。 制限時間を設けたこともあり、隣の方々と競い合うように、次々と釣り上げられていきました。
釣り上げ失敗には笑いが起こり、釣り上げに成功すると満足そうな笑顔が見られます。
ご家族バンド演奏
ご夫婦で入所されている利用様のお孫様4名による、飛び入り参加でのバンド演奏も披露されました。
利用者様方は、バンド演奏の大きな音に初めはびっくりされた様子でしたが、慣れてくると楽しそうに手拍子で応援されます。
利用様ご夫婦も「楽器をしているのは知っていたが、演奏するところは初めて見た」と笑顔で言われ、とても喜ばれていました。
炭坑節
利用者様、ご家族様、スタッフ全員で、毎年恒例となった炭坑節を踊ります。
音楽が流れ踊りが始まると、スタッフに続いてご家族様が輪に入られ、次第に大きな輪になっていきます。
炭坑節は初めてというスタッフやご家族様も、踊る方を見ながらみんなで一緒になって踊りました。
利用者様も自然と体が動き出し、一緒になって炭坑節を踊られています。
閉会式
施設長挨拶の後、利用者様に閉会宣言を読み上げていただき、万歳三唱で平成30年度 島津乃荘 敬老会が幕を閉じました。 まだ 島津乃荘 の施設行事に参加されたことないご家族様も、利用者様と一緒に楽しいひと時を過ごしに、ぜひお越しになってみて下さい。