2017年09月の記事

「島津乃荘 夏祭り 2017」、いよいよ後半です!(前編はこちら

日本舞踊披露(八重の会)

ボランティア団体「八重の会」の皆様方が、日本舞踊を5曲披露してくださいました。

島津乃荘夏祭り 2017の様子-5

利用者様やご家族様もその美しい舞に魅せられ、ステージを真剣に見ておられます。 利用者様に感想をお伺いすると「上手ですね、踊りがすごい。」と感激されていました。

八重の会の方々からは、「島津乃荘 は大きくて綺麗な所ですね。たくさんの方がいらっしゃっる前で踊れてよかったです。 ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。 素晴らしい日本舞踊を披露していただきまして、ありがとうございました。 今後も、このような地域ボランティアの方々と利用者様との繋がりを大切にしていきたいと思います。

炭坑節

次は、こちらも毎年恒例となった「炭坑節」です。

島津乃荘 夏祭り 2017の様子-6

職員と八重の会の方々も一緒にステージへ出て踊ります。 ご家族様も輪に入って踊ってくださり、利用者様は踊りを見ながら和やかに楽まれ、 会場全体がひとつになって炭坑節を踊ることができました。 来年も皆さんと炭坑節が踊れたら、と思います。

閉会の挨拶

閉会の挨拶も利用者様にお願いしました。

代表となった利用者様はとても緊張されていましたが、マイクをお渡しすると元気に大きな声で挨拶してくださいました。

最後は皆で万歳三唱をし、今年の夏祭りが終わりました。 夏祭り実行委員会を中心に準備を進め、至らない点も多々あったかと思いますが、今後の改善に繋げ、良いものを作っていきたいと思います。 参加くださった利用者様、ご家族様、地域の方々に心から感謝の気持ちを申し上げます。 沢山のご理解とご協力をいただき、無事に終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

おまけ「屋台・カフェ」

今年の屋台は「焼きそば・たこ焼き・から揚げ・パン」と少しメニューを変え、カフェコーナーも設けました。 焼きそば、たこ焼きは中でも人気が高く、すぐに完売! 今年の夏祭りも多くの利用者様、ご家族の方々、地域の方々が一緒にお話をされ、食事をされている場面を多く見ることができ、 「焼きそば、たこ焼き美味しかったよ!」「来年もよろしくね!」など多くの感想をいただきました。

来年も今年以上に利用者様、ご家族の家族に楽しんでいただけるよう、「美味しい食」で盛り上げる夏祭りにしていきます! お買い上げ、お求めいただき、ありがとうございました。

去る8月27日(日)、今年で6年目を迎えた「島津乃荘 夏祭り」が盛大に開催されました!!

開会宣言

利用者様が明るく元気な声で開会宣言をしてくださると、今年の夏祭りの開幕です!

島津乃荘 夏祭り 2017の様子-1

ラジオ体操

はじめに、毎年恒例となった 「みやこんじょべん(都城弁)ラジオ体操」 で、利用者様・ご家族の方と一緒に身体を動かします。

島津乃荘 夏祭り 2017の様子-2

代表の利用者様4名の方にが、ステージで披露してくださいました。 毎朝行っていることもあり、皆さん伸び伸びと身体を動かし、みやこんじょべん(都城弁)でぼのぼのと楽しく体操をされていました。

カラオケ大会

カラオケ大会では、
  1. 「海」
  2. 「ふるさと」のデュエット
  3. 「星影のワルツ」
  4. 「リンゴの唄」の会場全員での合唱
と計4曲が披露されました。

島津乃荘 夏祭り 2017の様子-3

歌ってくださる4名の利用者様方は、慣れないマイクに緊張されている様子です。 しかし歌が始まると、真剣な眼差しで気持ちよさそうに歌われていました。 観客席の利用者様方も、一緒になって懐かしそうに歌われていました。

最後の「リンゴの唄」を手元の歌詞カードを見ながら合唱すると、 「リンゴの唄は懐かしかった。大分昔の唄だもの。」 「母親がこんなに歌えるとは思わなかった!」と、たくさんの笑顔が見られました。

施設職員によるフラダンス

今年の職員によるフラダンスは、童謡「みかんの花咲く丘」と、「恋のバカンス」です。

フラダンスは、仕事外の時間で2か月前から猛特訓を積み重ねてきたものです。 利用者様やご家族様に楽しんで喜んでいただければ、との想いは皆同じでした。 踊り始めると、笑顔で手を叩いたり、涙ぐまれている利用者様の姿が見えました。

フラダンスが終わり会場を見渡すと、皆様の笑顔、喜んでくださった姿が目に入り、私たちもとても嬉しく思いました。 利用者様方は、拍手をくださったり、涙を拭きながら「良かったよ、綺麗じゃったね~」と喜んでくださいました。 きっと、懐かしく思われたのでしょう。

ご家族様からは、「施設での行事でフラダンスを見たのは初めてです。」 「綺麗ですね、可愛いですね~。とても良かったです!」と、お褒めの言葉をいただきました。 来年も皆様方が元気で夏祭りに参加できますように、職員フラダンサーは心より願っております♪

島津乃荘 夏祭り 2017の様子-4

昨年は、利用者様より「フラダンスは横一列に並んで踊った方がもっと良かった」、 ご家族様より「後ろは見えないと」とのご意見がありましたので、今年は間隔を開けて踊ってみました。 どちらがいいのか?今後の課題です(笑)

後編へ続きます »

8月24日(木)の研修では、スタッフが車椅子やリクライニング車椅子に座り、 ミトンや抑制帯・つなぎを装着する「疑似体験会」を開きました。

研修の様子-1

やむを得ないとはいえ、実際に身体拘束を行った場合、利用者様がどのように感じられているのか、 同じ体験をしてスタッフが知り、感じ、考える機会を設けました。

約30分の体験でしたが、「15分くらいからお尻が痛い」「手がふさがれていてとても苦痛に感じた」 「自分の行動を制限されて、とてもイライラした」などの声がありました。

研修の様子-2

この疑似体験を参考に、利用者様の気持ちに寄り添って、 拘束を行わないための具体的な解決策を多職種で出し合います。

実際体験したことがなかったスタッフからは「とても貴重な体験であった」 との声もあり、改めて自分達のケアを考え、見直す、有意義な研修となりました。

身体拘束対策委員会委員長