戸嶋病院 で進められている 「口から食べる支援に関する実技研修」 「摂食嚥下実技研修」が、 島津乃荘 においても開始されました。
この日は、最初のカリキュラム「食事時のベッド上でのポジショニング」が実施され、 介護職員、看護職員、機能訓練指導員、管理栄養士、介護支援専門員と多職種からの参加がありました。
「現在みなさんの方法で 「食事時のポジショニング」 をやってみてください。」との指示に 数名ずつで取り組んだあと、「各所について、なぜそのようにしたのか理由を教えてください。」と問われました。
その後、解説を交えながら「食事時のポジショニング」が実演されました。 これまで実践してきたポジショニングと大きく異なり、 すべての処置(頸部角度、足底の処置、圧抜き、クッション配置や入れ方)が 摂食嚥下に関わるメカニズムに沿って行われており、大変感動しました。
ぱっと見た目には大きく異なるように感じませんでしたが、 実際に利用者役になってみると、明らかに安楽な姿勢であることを感じました。
職員ひとりひとりが技術を磨き、「食事をする上での最適な姿勢調整」をご提供できるよう、これからも努力していきたいと思いました。