7月27・28日の二日間に渡り、第三回 島津乃荘 夏祭りを開催いたしました。
今年は利用者様主体の祭りとなるよう、ただ見ているだけではなく、司会や代表挨拶・出し物(踊りや歌) などに参加していただくプログラムを組みました。 また、地域の方々にも多くのご協力をいただきました。次々と披露される太鼓や演歌・踊りなどに、 涙を流しながら喜ぶ姿や活き活きとした表情で手拍子する姿、自らステージの方に声をかけられる姿など、 普段は見られない利用者様の一面を沢山見ることができました。
皆様が夏祭りを楽しまれている様子を、たっぷりご紹介いたします。
~開会式~
利用者様代表の方に開会宣言・挨拶を行って頂き、島津乃荘 夏祭りの開幕!
まずは音楽体操でウォーミングアップ。体が温まったところで、いよいよプログラムスタートです。
~神輿 登場~
プログラム1番、島津乃荘 神輿の登場です。
島津乃荘 が誇る力自慢の男性職員4名の「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声と共に、1年ぶりとなるその雄姿を披露。 神輿は入所者様の間を威勢良く練り歩き、その勇壮な姿に手を叩き喜ばれる入所者様の姿も沢山見受けられました。
~藤弥寿会の皆様による踊り~
三股町よりお越しの藤弥寿会の総勢11名の皆様方です。
藤弥寿会の皆様方は、素敵な着物や江戸時代の旅人をイメージした色鮮やかな衣装を身に纏い、 一糸乱れぬ素晴らしい踊りをご披露下さいました。
衣装もさることながら、素晴らしい踊りの数々は見る者の心を惹きつけ、入所者様も目を見開き、真剣な様子で楽しんでおられました。
~職員による出し物~
次は職員による出し物です。
戸嶋病院スタッフは、利用者様も大好きな「憧れのハワイ航路」の曲に合わせて踊りました。
島津乃荘 女性スタッフによる出し物は、皆さんご存知の「瀬戸の花嫁」「見上げてごらん夜の星を」の歌に合わせたフラダンス。 利用者様馴染みのスタッフが着飾って前で踊っている姿に、手拍子で盛り上げて下さる方、 手を振って下さる方など、皆さん笑顔で楽しんで下さり、そのような利用者様の表情を見ることができた職員の方が癒されたのでした。
~大隅弥五郎太鼓~
島津乃荘 初の取り組みとして、鹿児島県より大隅弥五郎太鼓の皆様方にお越し頂きました。 入所者様に「やごろうどん祭り」の雰囲気を味わって頂こうと総勢17名の方々が演奏を披露して下さいました。 直径180cmの大太鼓を始め、大小様々な太鼓が織りなすその迫力! 心に響く演奏に、涙して喜ばれる利用者様もたくさんいらっしゃいました。
利用者様も一緒に太鼓の演奏体験をさせて頂き、普段は体験できないことにとても喜ばれておりました。 一生懸命手拍子を取る利用者様など、まさしく「音を肌で感じる」という言葉通りの光景が見られたのでした。
皆さんまだまだ名残惜しい面持ちではありましたが、万歳三唱と利用者様代表による閉会の挨拶を頂いたところで、夏祭り1日目が終了いたしました。
続いて 2日目の様子 もぜひご覧ください。