2月19日、栄養科による「食事の質検討会」が行われました。
本年度最後で第4回目の開催となります(食事の質検討会 に関する全ての記事を見てみる)。
今回のテーマは「ミキサー食の見た目の改善と 混ぜ込みやすさの向上」です。
前回の検討会の結果を受けて昨年度忘年会で起案・導入された新しいトロミ剤でしたが、 ゼリー状の見た目と食材同士を混ぜ込む場合についての意見が介護側から挙がっていました。
それを受け、今回の検討会では「2種類の特徴の異なるトロミ剤を混合して使用することで、
両方のよい点を併せ持つ状態のミキサー食が作れないか」という課題に取り組みました。
2種類のトロミ剤の配合率を変えた6パターンのミキサー粥を準備し、「見た目」「飲み込みやすさ」「混ぜ込みやすさ」の3項目を10段階で評価します。ケアマネジャー・介護スタッフ・機能訓練指導員など他職種から様々な意見を収集しました。
系列事業所の 戸嶋病院 からも管理栄養士が参加し、実際の食事提供に携わる管理栄養士や調理師もどんな変化が起きるか興味津々です。
今後、「見た目」「飲み込みやすさ」「混ぜ込みやすさ」を両立したミキサー食をご提供していけるよう、今回の検討会での評価結果を分析して、利用者様の食事の質向上に活かしていきたいと思います。
2014/04/03：追記
第4回「食事の質検討会」で得られた評価の分析結果の詳細を 食事の質向上の取り組み のページに記載しました。ぜひご覧ください。
