3月に昨年度2回目(平成最後!)となる自衛消防訓練を実施しました。
訓練前の打ち合わせ
開始前の打ち合わせでは、初めてのスタッフが緊張しながら真剣に説明を聞いています。
出火場所の確認・館内放送・消防署への通報
この日はサイレンを鳴らさず訓練のための館内放送のみとしました。放送担当となったスタッフは緊張していましたが、 終了後には「報告を受けてからの流れを覚えておき、もしもの時に慌てず行動できるようにしたい。」と心強い感想を述べてくれました。
初期消火
初めて訓練に参加するスタッフを、経験のあるスタッフがサポートしながら初期消火を実施します。 初めてのスタッフが次の行動へスムーズに動けず、ベテランスタッフから的確な指示が飛びます。
避難誘導
利用者様に混乱がないよう声を掛けながら誘導します。それぞれのスタッフが、安全に利用者様を誘導できていました。
一方、防火扉の前には開け方がわからず困り果てているスタッフがおり、防火扉 開閉練習の必要性が課題となりました。
報告
避難誘導が完了すると、避難状況が通報班へ報告されます。 全ての利用者様、スタッフの避難が確認され、訓練が終わりました。 その後、反省や感想などを聞いてみました。
消防訓練に参加したスタッフの声
- 100名を超える利用者様の命がかかっているので、自分の役割をきちんと把握して行動しなければいけないと思った
- 消防署への通報で操作に手間取らないよう、マニュアルを受話器の場所に置く必要がある
- 各自が普段から消火器の扱いをイメージし、できるだけすばやく消火して避難の誘導に当たっているスタッフと連携を取っていくことが大切
- 学生の時の避難訓練とは違うことを実感した
- 各自の役割を、自衛消防組織図・避難経路・活動体制(日勤・深夜)を見て確実に理解してもらいたい
- 防火管理者:今回のスタッフの意見を活かし、全スタッフが的確な行動をとれるようにしていきたい
毎回の訓練では、その都度 違う問題や課題が浮かび上がります。それらを一つずつ解決しながら、いざという時に利用者様とスタッフ全員が安全に避難できるよう、訓練を続けていきたいと思います。