新元号発表

新年度を迎え、新元号が発表されましたね。
元号は『令和(れいわ)』。典拠は万葉集の一節との発表がありました。

島津乃荘の桜-2

万葉集とは?

典拠となった「万葉集」は奈良時代に編まれた日本最古の和歌集です。 さまざまな身分の人々が詠んだ4500首以上もの歌が収録されたもので、和歌の原点とも言われます。

令和

元号「令和」の出典は、膨大な数の歌の中の『巻五「梅花の歌三十二首 并せて序」(序文)』の一節となっています。

初春の令月にして 気淑(よ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き 蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す 新元号の選定について | 首相官邸ホームページ

稚拙ながら易しい文にしてみると、次のような内容です。

初春の(よ)き月の頃
気はしとやかで風もやか
梅は鏡の前で白粉で装うかのように花開き
蘭は装飾の香のように薫る

込められた願い

響きのとても美しい「令和」に込められた願いや意味は記者会見で紹介されました。

人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められております。

厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、 一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、 そうした日本でありたいとの願いを込め、「令和」に決定いたしました。

平成31年4月1日 安倍内閣総理大臣記者会見 | 平成31年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ

令和元年 5月1日は新しい時代の幕開けです。今からワクワクします!

島津乃荘の桜-1

皆様にとって素晴らしい時代となることを祈念いたします。