4日間に渡る職員旅行 北海道編 もいよいよ後半!
(前編はこちら)
※「それぞれの北海道旅行~Nの場合~(前編|後編)」も ぜひ併せてご覧ください。
3日目
ホテル→(阿寒湖遊覧 or 自由行動)→足寄(昼食)→日勝峠→大倉山シャンテ→札幌[ホテルサンルートニュー札幌]→散策
旅の3日目。この日の宿泊先が旅のメインだったことから出発時間が遅く設定されており、 それぞれゆっくり過ごせるようになっていました。
オプションツアー「阿寒湖遊覧船」でアイヌの音楽や朝の景色を楽しむ人、 ホテルとその周辺でゆっくり過ごす人、夜回りきれなかった露天風呂に入る人など様々でした。
そんな中、私はボッケ(泥火山)を見に雪道を歩いてきました。
皆がホテルに揃うと、バスに乗り込み北海道を東から西へ進みます。 今日は移動距離なんと350km以上と、全行程の中でもっとも長いバス移動です。
途中、歌手の松山千春さんの故郷である日本で一番広い町「足寄町」で名物の豚丼を食べ、 雄大な日高山脈を横目に十勝平野を西へ進みます。 さすがに3日目ともなると疲れも見え、バスの中では長い移動の間眠っている人も多く見られました。
そんな折、高速道路を一度下りて十勝平野を一望できる「日勝峠」のドライブインへ立ち寄りました。
買い物がメインの場所でしたが、少し時間があったので駐車場脇の看板前で記念撮影をし、
しばらくの間雪で遊ぶことができました。
この時初めて素手で握ってみた雪は本当にさらさらのパウダースノーで、 力いっぱい握って作った雪玉も投げると同時に粉になるほどでした。 このような雪を触ったのは初めてだったので貴重な体験となりました。 北海道ではこれだけ雪があるにも関わらず雪だるまや雪合戦をしている人を見掛けないことを不思議に思っていましたが、 実際に雪を握ってみて納得です。もしかしたらただ単に雪が珍しいものではないから遊んでいないだけかもしれませんが...
その後は一路、北海道の道庁所在地であり政令指定都市でもある190万都市 札幌へ向かいます。
札幌中心地を横目に、まずは札幌オリンピックの舞台でもあった「大倉山シャンツェ」へ訪問しました。
残念ながらリフトに乗ってジャンプ台の上まで行くことはできませんでしたが、
90m級ジャンプ(現ラージヒル)台の迫力は下からでも十分に感じることができました。
この日の宿泊先は札幌大通公園とすすきのの間に位置し、夕食は各自でとることになっていたので、
食べたいものによっていくつかにグループに分かれて夜の札幌へ繰り出しました。
札幌ではちょうど大通公園で「ホワイトイルミネーション」や「ミュンヘンクリスマス市」が開催されており
真っ白の雪を街の光が照らして綺麗でした。
翌日聞いたところ、別動隊はカニ、ジンギスカン、ウニ・イクラ、ホッケ、 みそラーメンと胃袋を北海道の味覚でいっぱいにしてきたようでした (詳しくは「それぞれの北海道旅行~Nの場合~(後編)」で!)。
4日目
ホテル→(小樽散策 or 自由行動)→新千歳空港→羽田空港→宮崎空港→都城
旅行最終日はオプションツアー参加か自由行動を選べる日。
オプションは小樽への観光となっていましたが、私はそれとは別に自由行動をすることにしました。
帰りの飛行機の時間まで少しでも長く最後の北海道を堪能するために早起きして行動開始!しかし外は大雪...
さっそく予定は変更となり、地下鉄ではなくタクシーでの移動を余儀なくされました。
タクシーに導かれるまま「札幌中央卸売市場」の場外市場に降りましたが、 事前に観光客向けではないお買い得な場所を調べていたのでそちらへ移動。 この日のために3日間購入せずに我慢してきたカニやイクラ、ホッケなどを思う存分購入しました。
そのあと再度タクシーに乗り込み、北海道銘菓として有名な「白い恋人パーク」に向かいました。
ここではチョコレートの歴史から工場見学まですることが出来、パーク全体もお菓子のイメージに合わせてメルヘンチック(?)
な佇まいで、パーク内を回るだけでも楽しかったです。
同じ頃、オプションツアーで小樽へ行ったメンバーは、小樽の石造りの運河などを楽しんでいた様子でした。
それまでは順調でした。宿泊したホテルから空港へのシャトルバスが出るとのことで荷物を預けて外出していましたが、
ホテルへ戻ると「高速道路通行止めによるシャトルバス運休」の文字が!
急いでJR札幌駅へ向かい、電車にて新千歳空港へ向かいました。
一方、小樽組においても途中から急遽電車に乗り換えて空港へ向かったようです。
どちらも大雪による時間遅延を想定した早めの行動でトラブルを回避できましたが、
一歩間違えると札幌に足止めになった状況に、旅の最後に改めて雪の脅威を感じることとなりました。
その後も飛行機の到着遅れや羽田での足止めなど色々とありましたが、 無事その日のうちに宮崎空港へ戻ることができました。
今回の旅行はひとりの職員が発起人となり「一緒に行きたい!」と思った職員が集まり実施されました。 普段の仕事上では関わりのない職員同士も多く、この旅行を通じて互いのことを知ることができただけでなく、 それぞれが担う仕事のことにも理解が深まりました。 この旅行が今後の業務にもよい効果をもたらすのではないかと思います。
4日間という長い期間、不在時の業務を担ってくれた方々、 そして一緒に旅行に行き思い出を共有できた方々、本当にありがとうございました。