「楽しみとしての食事」のために

利用者様に 「より安全」、に 「美味しく」 食事を楽しんでいただけるような支援のために、 島津乃荘が取り組んでいる食事支援シートについてご紹介いたします。

食事支援シート

利用者様の食事支援に携わるスタッフは、 専門的な教育を受けてきた介護福祉士、長く介護の世界で経験を積んだスタッフ、施設で初めて介護に触れたスタッフなど 知識も技術も経験も様々です。

しかし介護における知識や技術は日々進歩しており、どれだけ介護経験が長くても、養成学校で専門的教育を受けていても、 正しい知識や技術で利用者様のケアができるとは限りません。

食事支援についても同様で、「命を繋ぐための食事」から「楽しみとしての食事」としての支援技術が求められるようになり、 ケアに携わるスタッフの知識や技術の格差が大きいほど、無意識での不適切なケアが起きやすくなります。

島津乃荘では、利用者様により安全に美味しく食事を楽しんでいただけるような支援を 日常的にケアに携わる全てのスタッフが行えるよう、 利用者様お一人お一人に合わせたポジショニングや環境設定、食具選択、介助方法などを示した食事支援シートを作成しています。

この食事支援シートで各スタッフが正しい食事支援方法を意識し、 スタッフがが誰であっても同じようにケアを受けられるようになることを期待しています。