毎日私たちが口腔ケアの一環として行っている「歯磨き」を振り返りながら電動歯ブラシの効果と可能性を知りたいと、 医療機器で有名なフィリップ社をお招きし、電動歯ブラシに関する研修をお願いしました。
誤嚥性肺炎はで予防できる
口腔ケアがきちんと行われれば、誤嚥性肺炎の発症率を下げられることが知られています。 島津乃荘では 摂食嚥下口腔衛生委員会 が中心となって 利用者様の口腔衛生管理などを日々行っており、 スタッフの口腔ケア技術の向上はもちろん、使う道具も吟味したいところです。
電動歯ブラシ研修
まずは電動歯ブラシの正しい使い方と種類を教えていただきました。 参加者がそれぞれ電動歯ブラシを手に取り、実際に歯を磨く体験をさせていただくと、 「歯がツルツルして気持ち良い!」「電動歯ブラシは使い慣れないから何だかくすぐったい」などの声が上がります。
80歳まで歯を20本残し、健康な毎日を過ごしましょう
研修の中で述べられた「80歳まで歯を20本残し、健康な毎日を過ごしましょう」というメッセージは、 電動歯ブラシを活用して口腔内に存在する何億匹もの細菌を除去し、清潔を保持するということが、 利用者様にとっていかに重要であるかを物語っています。
また、「入所者様の口腔衛生状態が改善することで職員の介護負担が減少」した事例の紹介動画も放映され、 口腔衛生がスタッフや施設にとっても重要なアプローチのひとつであることを知りました。 改めて口腔衛生を考え、見つめ直し、学ぶことができた、大変貴重な時間となりました。
フィリップ社の研修講師である西村様、この場を借りて感謝申し上げます。 とても充実した研修を開催していただき、ありがとうございました。