7月のとても暑い日、今年も夏の花の苗植えを行いました (昨年|一昨々年)。 この日集まって下さったのは、島津乃荘のある吉尾町地域のボランティア会の皆様です。
たくさんのお花の苗とスコップやプランターを用意し、レジャーシートを広げて室内で実施できるよう備えました。 作業しやすいように軍手や手袋をつけると、いざ開始!楽しくおしゃべりをしながら土をいじります。
ある利用者様がプランターの土を均しながら「千本菜を植えんといかん」と話されるので、スタッフが(千本菜?なんだろう?)と耳を傾けていると、 隣の利用者様が「細いからね」と返事をされます(千本菜とはねぎのこと?!※)。 昔を思い出しながら、利用者様のお話がはずみます。
苗植えは、お花の彩りを考えて配置したり、苗がまっすぐ育つように垂直に植えたりと、頭をフル回転させながらの作業になります。 植物担当の介護士に指導を受けながら、苗が傷つかないよう丁寧に扱います。
ボランティアの方から花の苗を手渡されると、そ~っと大切に植えられる利用者様。 皆様の力をお借りしながら、優しく土をかけていきます。
花を植えながらも、絶えず
「みごちね〜!(見事ね)、きれいね~」
「よか花じゃ!むじね〜(かわいいね)」
と会話が飛び交います。
苗植えが一通り終わると、並べられたプランターと一緒に全員で写真をパチリ♪
利用者様方は出来栄えに大変ご満悦の様子でした!
あっという間に完成した毎年恒例の「お楽しみ花の苗植え教室」は、利用者様方の微笑ましい表情を沢山見させていただけた感動の時間でした。 ご協力いただいた吉尾町ボランティア会の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
※ 注)千本菜は水菜の別名です。