8月24日(木)の研修では、スタッフが車椅子やリクライニング車椅子に座り、 ミトンや抑制帯・つなぎを装着する「疑似体験会」を開きました。
やむを得ないとはいえ、実際に身体拘束を行った場合、利用者様がどのように感じられているのか、 同じ体験をしてスタッフが知り、感じ、考える機会を設けました。
約30分の体験でしたが、「15分くらいからお尻が痛い」「手がふさがれていてとても苦痛に感じた」 「自分の行動を制限されて、とてもイライラした」などの声がありました。
この疑似体験を参考に、利用者様の気持ちに寄り添って、 拘束を行わないための具体的な解決策を多職種で出し合います。
実際体験したことがなかったスタッフからは「とても貴重な体験であった」 との声もあり、改めて自分達のケアを考え、見直す、有意義な研修となりました。
身体拘束対策委員会委員長