五節句のひとつに数えられる「七夕」に向けて施設内が笹飾りなどで彩られる中、7月7日の夜に「七夕教室」を開催致しました。 初めての夜の教室となり、「夜だからこそできることをしよう!」と企画を練ってきました。
スノードーム作り
最初にスノードームとは何かを知っていただくために、試作品を見ていただきました。 初めて見たという方がほとんどで、皆さん「おー!」と驚いた反応をされ、ご家族様も「これ、自分たちで作れるの?」と驚かれていました。
まず、瓶の裏蓋に接着剤で固定し、接着剤が乾くまでの間に中に入れるビーズ、飾り、砂を選んでいただきます。
「好きなだけ入れていいですよ!」と声掛けすると、みなさん思い思いにさまざまな種類を入れていました。
一人では作ることが難しい利用者様も、ご家族様やスタッフと一緒に取り組まれとても楽しそうに作成されておりました。
接着剤が乾いたら瓶に洗濯糊を瓶ぎりぎりまで入れます。 男性の利用者様も「まだやろか」と集中して入れられていました。
これで完成!みなさんとてもすばらしい作品ができあがり、1人1人に持って見せていただいて満面の笑みで写真撮影を行いました。
天の川の映像鑑賞会
次は七夕ということで「星空」を見ました。 「外で本物の星を見て感動していただきたい!!」と思っていたのですが、残念ながら天気は曇り・・・。 星空を見ることは難しかったので、地域交流センターで各地の星空の鑑賞会を行いました。
リクライニング車椅子で少し寝た状態になって天井に映し出された夜空を見ていただくと、
皆さん「おー!」「わぁーきれい!」「すごいなー」と声をあげられていました。
利用者様、ご家族様、スタッフが一緒になって楽しく作品を作り、星空を鑑賞し、 ご家族様と利用者様が楽しく会話をされている姿も見る事ができ、心から「やってよかった!」と思えた夜でした。