利用者様と職員による「がんばるぞー!エイエイオー!」の掛け声で「いなり寿司教室」がにぎやかに開催されました。
利用者様のペースで作業がしていただけるよう各テーブルには写真付きで作成した手順書が準備され、
それらを見ながら早速うちわで扇いだりと気合十分の利用者様の様子から
この日を楽しみにされていたことを知り、嬉しく思いました。
ご家族様の協力もいただきながら、寿司酢を入れる担当、ご飯を混ぜる担当、具材を混ぜる担当と交代で作っていきます。 利用者様、ご家族様ともに終始笑顔で作業していただきました。
具材が均一に混ざったら、いよいよ、いなりにつめます。
最初は「見ているだけでいいから」と遠慮されていた利用者様も、ご家族様のお声掛け・お手伝いにより3個ともきれいにつめておられました。
利用者様にとってご家族様と一緒に何かをするということは「うれしい、やってみよう」という気持ちになるのだ実感しました。
お皿にいなり寿司と卵焼きを盛り付けたら・・・いただきます!
皆さん「おいしい!おいしい!」と食べられ、食べ終わると「ありがとう!」とお礼の言葉までいただきました。
ご家族様からは「私たちが来たときに表情が変わったから、一緒に参加することが大切ですね」との声も聞かれました。
ご家族様と一緒に作業することで自分の家庭を思い出し、安心して教室に参加していただけるのではないかと思います。
今回参加された方は意欲が高く、積極的に取り組んでいただきました。 今後は、利用者様が経験されてきたことを取り入れることで他の利用者様にも興味を持っていただき、 利用者様が「ぜひ体験してみたい」と思う教室を検討していきたいと思います。