2015年05月の記事

特別養護老人ホーム 島津乃荘 に新しい楽器が導入されました!!
楽器の名前は「ティンパニ」で、オーケストラや吹奏楽でも使われる打楽器の王様です。
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特別養護老人ホームの利用者様は高齢の方も多くいらっしゃり、鍵盤楽器や弦楽器、管楽器のように指先や呼吸法などの繊細な技術を必要とする楽器はなかなか扱うことができません。 そこで 特別養護老人ホーム 島津乃荘 では、ミュージックベル、タンバリン、太鼓、鈴などの楽器をレクリエーションや行事で活用しています。

ティンパニは、打楽器の中でも大型で同時に複数の利用者様が叩くことができます。
また、叩く位置や強さ・面(ヘッド)の張りの強さによって音も変化することもあり、利用者様も喜んで叩き音を楽しんでいただいています。
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このティンパニは、島津乃荘 職員有志による寄附にて導入されています。 職員の1人が格安のリサイクル品を見つけ、他の職員に呼びかけたところ多くの協力があり、購入にこぎつけました。 ティンパニを叩くばち(マレット)も職員による手作りで、利用者様の機能レベルに合わせて2種類用意しています。

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島津乃荘 職員の「利用者様により多様で充実した 施設生活 を送っていただきたい」という想いがたくさん詰まった楽器です。 これからは、このティンパニを音楽を楽しむためや利用者様とのコミュニケーションを図るために活用していきたいと考えています。

4月の活動教室は、ご家族にも参加いただく形で「茶道教室」を開催しました。

畳が敷かれた茶室が作られ、いつもとは違う厳かな雰囲気の漂う地域交流センターで、普段なかなか接することがない、日本の文化でもある茶道の体験です。
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教室は亭主のお点前から始まり、お茶の飲み方、お菓子の頂き方などの作法について詳しく教えていただきました。

次に茶道体験。茶筅を手に持ちお茶を点てます。これがなかなか難しく、お茶が綺麗に泡立ちません。それでも自分で点てたお茶は格別!淹れたてのお茶と甘いお茶菓子を味わいました。
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亭主の点てたお茶と自分で点てたお茶の飲み比べも行いました。亭主曰く「お茶は点て方、点てる人で全く味が違う」とのこと。また違った味が楽しめたのではないかと思います。
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会場は抹茶と甘いお茶菓子の香りに包まれ、貴重な時間を楽しく過ごすことができました。
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