9月3日、戸嶋病院リハビリテーション科 と 島津乃荘 機能訓練指導員 主催で実施している 「セラピスト勉強会【四肢体幹への治療手技(上肢編)】」の第2回目が、14名の参加で開催されました (第1回目の様子)。
この日のテーマは「触診(骨タッチ)」と「手首の調整」です。
触診(骨タッチ)
治療手技を行う際のタッチの仕方を、部位ごとに習得します。今回は骨の触診についての実技を行いました。
手根管の調整
手根管(しゅこんかん):手関節にある手根骨と靱帯で囲まれたトンネルのことで、 中を「指を曲げる筋肉の腱」と「正中神経(手にとって最も重要な神経)」が通っています。
手根管の内圧が高まると、中を通る正中神経が圧迫されてしびれや痛みの原因となるおそれがあるため、調整を行います。
月状骨・舟状骨・手根中手関節の調整
「月状骨・舟状骨」は手関節にある8個の手根骨の中でも中心となるもので、
この機能低下は別の部位の機能低下も招くおそれがあり、機能的低下を起こさないように調整します。
同じように手根中手関節も調整します。