医療療養病床
医療療養病床とは、一般的にどのようなところなのかをご説明します。
敬和ヘルスケアグループの医療療養病床については、戸嶋病院 入院病棟 のページをご覧ください。
病床機能における区分
病床(患者様が入院できる施設:入院病床)は、医療法で定める区分と、 患者様へご提供する医療の機能による区分があります。 先に「病床機能における区分」をご紹介します。
- 急性期機能
急性期(症状が急激に現れる時期)の患者様の早期安定化に向けて、医療をご提供します - 回復期機能
急性期を過ぎた患者様へ、在宅復帰に向けた医療をご提供します(回復期リハビリテーション機能) - 慢性期機能
回復期を終えて状態が安定しても自宅療養を行うには医療依存度が高く、病院での療養が継続的に必要な患者様へ向けた医療をご提供します
医療法で定める病床の区分
医療法における病床は次の5種類に区分されます。
療養病床は、病床機能における区分のうち、長期にわたり療養を必要とする慢性期の患者様を対象とする病床です。- 一般病床
- 療養病床
- 結核病床
- 感染症病床
- 精神病床
医療療養病床って?
医療療養病床は、療養病床のうち、医療保険が適用される病床のことを指します。
- 医療療養病床(医療型病床)…医療保険が適用される
- 介護療養病床(介護型病床・介護療養型医療施設)…介護保険が適用される
※厚生労働省は、介護療養病床については2018年4月から新たな介護保険施設を創設する方針を打ち出しています
医療療養病床と老人保健施設
医療療養病床は、比較的医療必要度の高い患者様を担当することが期待されている病床であり、医療必要度の低い患者様は、老人保健施設などの介護施設が担当する傾向にあります。