6月18日、島津乃荘 地域交流センター で管理者研修を行いました。
敬和ヘルスケアグループ では、平成24年10月から「心の健康づくり」に取り組んでいます。
全職員に対し全体研修とストレスチェックを行うと共に、定期的な管理者研修では 「いつもと違う 職員の様子に管理者が早く気付く」ための意識付けを行います。
管理者研修は他職種との交流も兼ね、違う部署でグループを作り、テーマを決めてミーティングを行い、 自分の考えにない他人の考えを知ることにより、自分に気づいてもらう機会を作っています。 管理者だけでなく、一般職の若い職員も積極的に参加しています!
平成25年7月からは「リーダーのためのモチベーション・マネジメント」と題して、
部下と上司に起こる4つの思考について、4回のシリーズに分けて管理者研修を行いました(^^)
部下と上司に起こる4つの思考
部下に起こる4つの思考 思考1 「他責」 自分を認めない会社や上司が悪い 思考2 「正当化」 自分は正しい、自分はやっている 思考3 「あきらめ」 どうせ何をやっても変わらない・認められない 思考4 「不安」 どうしてよいかがわからない 引用 - 部下がいきいき働き、チームの成果がぐんぐん上がる
上司にも起こる4つの思考 思考1 悪いのは周囲、部下という「他責」 思考2 自分はやっているという「正当化」 思考3 今の社会では無理、言ってもわかってもらえないという「あきらめ」 思考4 本当に自分が正しいのかという「不安」
「リーダーのためのモチベーション・マネジメント」
岩崎 玲子著 PHP研究所
このように、部下であった時に抱いていた思考と同じ思考を管理者になっても抱いてしまうという現実があります。 本研修では、どうしてこのような思考を抱いてしまうのか、どうすれば脱却することができるかを学習しました。
部下のモチベーションを高めるには
引用 - 部下がいきいき働き、チームの成果がぐんぐん上がる5つのステップ
関係を作る課題を共有する課題を納得させる進め方を決める粘り強くフォローする部下のモチベーションを高めるには、内省を促す問いを行い、自分の心に耳を傾けることが必要になります。
- 相手の立場に立ったら、どう感じるか?
- 自分の主張は事実か?
- 目的は何か?
「リーダーのためのモチベーション・マネジメント」
岩崎 玲子著 PHP研究所
つまり、部下のモチベーション・マネジメントの上で1番効果がある解決策は、 上司が自分の問題に気付いて自分を変えていくことなのです。(*^^*)
現代病と言われるほど「精神的ストレス」に悩まされる時代ですが、これからも研修により心の健康を維持しながら、 敬和ヘルスケアグループ の基本理念である敬和の精神「人を敬い、人と和す」のもと、 自分以外の全ての人に思いやりと優しさを持って接することができる人材育成を継続して行きたいと思います!!