閲覧中の動画について:
藤島一郎.目でみる嚥下障害の付録DVD、
医歯薬出版 より
9月3日、戸嶋病院リハビリテーション科 と 島津乃荘 機能訓練指導員 主催で実施している 「セラピスト勉強会【摂食・嚥下勉強会】」の第2回目が、15名の参加で開催されました (第1回目の様子)。
この日のテーマは「誤嚥性肺炎」と「嚥下障害の症状と診断」です。
誤嚥性肺炎
肺炎のひとつである「誤嚥性肺炎」は、食物の誤嚥(誤って気管に入ってしまうこと)だけではなく、 唾液を誤嚥し続けることや、胃の内容物を誤嚥してしまうことなどが原因の場合もあり、 口から食べる人だけが注意すればよいという訳ではありません。
一度 誤嚥性肺炎になると繰り返しやすくなり、典型的な兆候があまり見られないにも関わらず症状が進行することもあるため、 どのような症状に注意すればよいのか、また、どのようなケアで誤嚥性肺炎を予防できるのか、などを詳しく学習しました。
嚥下障害の症状と診断
嚥下障害(飲み込みに障害がある)診断は、どの段階に問題があるのかをしっかり把握する事が大切です。 摂食の始まり時に原因がある場合は注意深く観察することで問題を解決できることも少なくありませんが、 本当に嚥下障害がある場合はしっかりとした対応が必要となりますので、 見極めのポイントを症状ごとに詳しく学習しました。
動画による学習
実際に、正常な嚥下の動画・誤嚥の動画を見ることで、誤嚥がどのように起こっているのかを、より深く理解しました(写真)。
セラピスト勉強会
セラピスト勉強会の開催は、研究会 のページで告知しています。 お問い合わせや参加をご希望の方は、 戸嶋病院 リハビリテーション科もしくは 島津乃荘 機能訓練指導員 までお問い合わせ下さい。