2015年08月の記事

摂食・嚥下障害 藤島一郎.脳卒中の摂食・嚥下障害.第2版、
医歯薬出版、2005、p.19-29

戸嶋病院リハビリテーション科島津乃荘 機能訓練指導員 の主催で、「セラピスト勉強会」を開催しました。 8月6日のテーマは「第1回 摂食・嚥下勉強会」と題し、シリーズで行っていくなかでの第1回目です。 セラピストだけでなく、看護師、介護士、ケアマネジャー、生活相談員等、計17名の参加がありました。

第1回目となるこの日は、「摂食・嚥下の基礎知識」として、嚥下機能のメカニズムを中心に学習しました。

知識のある専門職員は復習に、その他の職員はこれまで知らなかった知識を得る機会になり、 実際の食事介助場面にも活かしていける内容となりました。ここでは、その一部をご紹介します。


嚥下障害とは

水や食べ物を飲み込めなくなったり、飲み込んだものが肺のほうへ行ってしまうことをいいますが、 飲み込む前の段階である「食べ物の認識」や「口への取り込み」「そしゃく」などで障害が起きて 食べられないこともしばしばあり、それらを含めた広い意味で「摂食・嚥下障害」と呼びます。

嚥下のメカニズム

普段何気なく行っている食事ですが、「食べ物を飲み込む」ということは、実は様々な器官が上手に機能して初めて出来る複雑な動作なのです。

摂食の始まり

  1. 食べ物を認識すると、食べ物を受け入れる準備が始まります(唾液・胃液の分泌など)。
  2. 口の中へ食べ物を取り込みます(開いた口を閉じる)(図1)。

嚥下の始まり

  1. 口の中でそしゃくして飲み込みやすい形になったら舌の運動で奥へ移動し(図2)、咽頭へ送られます(図3)。
  2. 気道につながる蓋が閉じられて気管へ入り込む(誤嚥)ことを防ぎながら(図4)、一気に食道へと送り込まれます(図5)。
  3. ぜん運動によって食道から胃へと運ばれます(図6)。

嚥下障害と診断されたら経管栄養しかないのか

嚥下障害といってもその原因は様々で、注意を守れば食べられる場合も少なくありません。 必ずしも食事を中止しなくてはならないというわけではありませんので、主治医やセラピストによく相談してみることが大切です。

嚥下障害の疑いがあるがどこで誰にみてもらえばよいか

当グループでしたら、まずは島津乃荘 機能訓練指導員 か、 戸嶋病院リハビリテーション科 のセラピストまでご相談下さい。 ご本人の状態に合わせた適切な方法を探していきましょう。

セラピスト勉強会

「第2回 摂食・嚥下勉強会」は 「誤嚥性肺炎の基礎知識やそれの予防法、見極め方 、評価方法」について学習予定です。 知識のない方やご家族様にも分かりやすい内容ですので、多数の方の参加をお待ちしております。

セラピスト勉強会の開催は、研究会 のページで告知しています。 お問い合わせや参加をご希望の方は、 戸嶋病院 リハビリテーション科 もしくは 島津乃荘 機能訓練指導員 までお問い合わせ下さい。

7月31日は「 敬和ヘルスケアグループ 3週連続ビアガーデン」第3回目が開催されました。 当グループでは、できるだけ多くの職員が参加できるよう、ビアガーデンも複数回に分けて実施しています。 もちろん複数回参加も可能なので、「交流(酒飲み)」が好きな方は全回参加しております!

3週連続ビアガーデンの様子.jpg

この日も、あっというまの2時間でした! 本日養った?英気を、明日からのサービスに生かしていきます!!

7月17日(金)は 敬和ヘルスケアグループ ビアガーデンの1回目、7月24日(金)には2回目が、都城ロイヤルホテルにて開催されました。
初回は 戸嶋病院 職員を中心に27名、2回目は島津乃荘 職員を中心とした56名の参加がありました。

ビアガーデン2回目の様子.jpg

美しい夜景を見ながら、普段はなかなか交流のない他職種の職員と、美味しい食事を囲んで和気あいあいと楽しく過ごせた2時間となりました。

7月30日、多職種合同事例検討会を開催しました。 「福祉・医療の事例を多職種で検討し、幅広い視点と知識を身につけ業務に活かす」ことを目的として開催しており、今回で2回目となります。 当日は、看護師、介護職員、ケアマネジャー、管理栄養士、生活相談員、施設管理者など40名ほどが集まりました。

今回の事例は、介護施設における利用者様の水分摂取量に関するもので、 その事例から「施設の目標達成と介護倫理」という背景にあるものを考え、参加者で意見を出し合いました。

第2回「多職種合同事例検討会」の様子.jpg

資料をもとに、この事例を見てどのように感じるか、自分ならどうするか、 現在の職場ではどうしているか、なぜこのようなことになってしまったのか、 何が問題なのか、などについて、コーディネーターの進行をもとに議論がなされ、 参加者は「施設における方針と目標、それを実行する上での倫理観」というものを改めて振り返る機会となりました。

今後も様々なテーマの事例を取り上げ、業務に活かすことのできる幅広い視点と知識を身につける機会をつくっていきたいと考えています。

研究会

敬和ヘルスケアグループ 内で実施している研究会については、研究会 のページでお知らせしています。 ぜひご覧ください。