2017年07月の記事

第18回 摂食嚥下勉強会からは、より実践的な技術習得です。今回は、スクリーニング評価のための「改訂 水飲みテスト」(MWST)を体験しました。

第18 回摂食嚥下勉強会の様子

「改訂 水飲みテスト」は嚥下機能の一般的なスクリーニング手法として様々な書籍やサイトでも紹介されています。 その中から、今回はKTSM(NPO法人 口から食べる幸せを守る会)による包括的な支援スキルとしての「改訂 水飲みテスト」を試しました。

KTSMによる「改訂 水飲みテスト」は一般的な「改訂 水飲みテスト」と異なり、 1つ1つの動作に経口摂取に繋げていくための支援手法が入っているのが特徴です。

  • 操作性と異常早期発見に必要なテスト時の配置
  • 注水前の視覚情報や聴覚情報による食物認知支援
  • 注水動作時の利用者視覚への配慮
  • 頸部角度と認知のための嚥下時視線誘導
  • 嚥下メカニズムを根拠とした各所での声掛けと補助動作
  • など...

これらを流れるように実施するにはかなりの訓練が必要ですが、非常に勉強になりました。

ただ単に現在の嚥下機能の状態を評価するのではなく、 常に先にある経口摂取を見据えてスクリーニングを行うことが重要で、 口から食べるための意欲や可能性を引き出すことになると感じました。

今後も定期的に開催し、現場で活用できるレベルまで高めていきたいと思います。