9月16日、敬和ヘルスケアグループ から5名が参加した 「宮崎摂食嚥下障害臨床研究会 定例会(9月3日)」の伝達研修を 当院にて行いました。
伝達研修当日は 戸嶋病院 だけではなく、
関連施設 島津乃荘
からの参加もあり、看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・介護福祉士など約30名が集まりました。
研修は、2つのパートに分けて行いました。
1つめは、災害についてです。 まず、「熊本地震における口腔機能支援チームの活動の紹介」を定例会での質疑も踏まえて伝達し、 次に災害時の備えについて「地域における 戸嶋病院 の役割」としての見解を報告しました。
2つめとして、定例会で行われた「終末期がん患者の食べたいに応える」をテーマにしたディスカッションを、 定例会と同じ条件で実施しました。 3つのグループに分かれ、限られた情報からどのようにアプローチ(情報収集から具体的方策まで)していくかを検討し、 各グループの代表者が発表します。 ディスカッションでは参加者の間で活発に意見が交わされていました。
そのうえで、定例会ではどのようなアプローチが行われたかを報告し、各専門職がそれぞれの知識・技術を出し合い 多職種で連携をとりながら課題に取り組んでいく事の大切さを伝えました。
研修終了後やアンケートでは質問もでるなど、それぞれが自分の役割をしっかりと受け止め、よい刺激になったのではないかと思います。