取り組み

戸嶋病院が取り組んでいる「経口維持・経口摂取支援」「じょくそう対策」 「感染予防対策」その他の取り組みをご紹介します。


経口維持への取組み

食べ物や飲み物が飲み込みにくくなった状態を嚥下障害(えんげしょうがい)といいます。 嚥下障害が起こると、栄養低下や、食物の気道への流入(誤嚥(ごえん))による嚥下性肺炎(誤嚥性肺炎)が問題になります。
戸嶋病院では、高齢や麻痺などによりそのような危険性が高い患者様に対する適切な食事形態・姿勢・食べ方・ペースなどへの対応や指導を、 多職種間で協力しながら専門的に行うことにより、「口からおいしく食べていただける力」を維持・回復できるよう、日々取り組んでおります。

グループ全体でに実施している「摂食嚥下勉強会」では、 摂食嚥下の観点からスタッフの知識と技術を高め、患者様の摂食嚥下障害及び経口摂取支援(口から食べる支援)に取り組むための専門的な学習を行い、 知識を深めています。

この他にも、様々な食事の質向上にも取り組んでおります。詳しくは「栄養科」 「栄養ケアマネジメント委員会」 のページからご覧ください。


感染予防対策

インフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症は、高齢の方は特に感染・重症化しやすく、 戸嶋病院内で発生してしまうと、 大勢の患者様へ感染が拡大する大変危険な事態になる恐れがあります。

戸嶋病院では、感染対策マニュアルを策定のうえ 「院内感染対策委員会」を設置し、 日ごろから標準予防対策を徹底することで感染予防に努めています。 また、宮崎県衛生環境研究所が発表している「 宮崎県感染症週報 」や周辺状況から その週の感染対策レベルを判断(平常時・注意報発令時・警報発令時)し、 流行の度合いに応じた対策を実施しています。 詳しくは「感染予防対策」のページからご覧ください。


褥瘡(じょくそう)対策

褥瘡(じょくそう:疾病名)とは床ずれのことです。
長い時間 同じ姿勢でいる場合に、体重の集中する部位の皮膚やその下にある組織が圧迫され、 血の流れが悪くなることで起こるケガのことを言います。
戸嶋病院では「褥瘡(じょくそう)対策委員会」を設置し、
次のような方法を実施することで褥瘡の発生を大きく減らすことに成功しています。

  1. ウレタン・エア・ゲル・ウォーターなどのマットレスを使用することで、圧力を分散させる。
  2. 定期的に寝ている体位を変えて、圧力のかかっている「時間」を少なくする。
    例)右向きに2 時間の後、左向きに2 時間など
  3. 肩から脇にかけて空気を入れる「背抜き」の実施。
    マッサージ効果や体に貯まった熱を逃がす効果があり、熱中症対策のひとつにもなります

その他の取り組み

職場体験

職場体験ブログ記事

戸嶋病院では、学生の方の職場体験・インターンシップを積極的に受けいれています。

グループ 広報紙

インターンシップ・シンポジウムの様子を掲載した敬和ヘルスケアグループ広報紙を公開しています。

研究会・研修

サービスの質の向上のため、研究会・研修 などを定期的に実施しています。


お電話ください

なかなか外来へお越しになれないなど、お悩みの事がありましたら、遠慮なくご相談ください。
外来送迎サービス もご利用いただけます。

戸嶋病院 お問い合わせ・連絡先

住所
〒885-0018 宮崎県 都城市 郡元1丁目 9番地5(地図
電話番号
0986-22-1437
FAX番号
0986-22-6937
営業日
平日(午前)08:30~12:30
平日(午後)13:30~17:30
※診療時間や曜日は、診療科目や医師によって異なります。
詳しくは 外来診療時間のご案内 をご覧ください。
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