10月15日から17日の3日間、宮崎県立高城高等学校 2年生の4名がインターンシップに来てくださいました。 看護師を目指す生徒さんたちということで、「将来の医療の担い手に大いに学んでいただきたい!」と、迎えるスタッフにも力が入ります。
インターンシップのはじめに、 戸嶋病院 の4つのルール「あてここ」を説明しました。
あ...挨拶
て...手洗い
こ...言葉遣い
こ...個人情報保護
医療機関で働くには、ただ知識があるだけでなく、挨拶・言葉遣いといった患者さまへ接する態度はもちろん、衛生面への気遣いや、患者様の情報に対する配慮も必要です。 生徒の皆さんは礼儀正しく4つのルールを守って行動し、患者様やスタッフもとても良い印象を持ちました。
1日目・2日目は看護師・介護士の仕事を見学しました。
カンファレンスの見学では、専門職同士の意見交換に少し緊張した面持ちでした。
専門職しかできないケアでは見学が多くなってしまいましたが、実際の看護・介護の現場を体験することで、何か感じ取っていただけたのではないでしょうか。
リハビリテーション科の体験も行いました。 作業療法士の「コミュニケーションが大事」という言葉を受けて、積極的に患者様とお話してくださいました。久しぶりに若い方たちとお話できて、患者様もうれしそうです。
他にも、シーツ交換の体験などを行いました。地味な作業ですが、シーツの向きひとつで患者様の過ごしやすさが変わることもある大切な仕事です。 質問なども交えながら、一生懸命取り組んでくださいました。
3日目はディサービスセンター「こころ」で、レクリエーションの体験などを通じて利用者様との交流を行いました。
生徒さんの3日間を終えての感想をご紹介します。
- 働くことの意味・大変さ・そして重大さを改めて感じることのできる3日間となりました。 常に利用者さまのことを考えて行動すると聞いたとき、これが働くということなんだなと感じました。
- 3日間の体験を終えて、看護師になりたいという夢が大きく膨らみました。 看護師はとてもハードな仕事で驚くことがたくさんありましたが、同時にとてもやりがいのある仕事だと思いました。
- 私がイメージしていたよりすごくハードな仕事だったのでびっくりしました。 看護師さん・介護士さんの仕事をすこし理解することができ、実際に近くで見学することができて本当によかったと思いました。
- 職場や職員の皆さんの雰囲気がよくて、楽しく学ぶことができました。 それぞれの専門職の知識・仕事の大変さ・やりがいを学べたのでよかったです。
今回の経験が、生徒さんの今後に役立てば幸いです。
看護師になる夢をかなえて、いつか一緒に仕事ができるとうれしいですね。