認知症プロフェッショナル

厚生労働省の発表によると、 2012年、全国の認知症の人は65歳以上の方の約7人に1人（約462万人）にのぼり、 軽度認知障害の人の数も合わせると、 実に65歳以上の方の約4人に1人が認知症とその予備群と推計されるといわれています。 さらに、2025年には認知症の人が65歳以上の方の約5人に1人（約700万人）を超えるとの予想も発表されるなど、 「認知症の方の高齢者に占める割合」は増加の一途をたどっています。

このように、ごく身近になってきた「認知症」について、医療・福祉関係者が専門的な支援を できるようにしていくのはもちろんのこと、地域社会全体に認知症についての正しい理解や知識を広めることや、 認知症とともに “よりよい” 生活を送るための幅広い支援の必要性が高まっています。

敬和ヘルスケアグループでの取り組み

敬和ヘルスケアグループ では、 医療・福祉を通じ、認知症の方に対して、 病院・施設・在宅など、どのような環境でも安心して生活していただけるような支援を切れ目なく行い、 お一人お一人に合わせた “より質の高い” サービスをご提供したいと考えました。

そこで、それぞれの分野の経験豊かなスタッフの中から養成した認知症ケア専門チーム 「認知症プロフェッショナル」を立ち上げました。 この「認知症プロフェッショナル」を中心に、認知症の方やそのご家族様お一人お一人に合わせた支援を、 多職種が互いに連携をとりながら切れ目なく行い、「認知症となっても安心して自分らしい生活を送れる環境」 をご提供できるよう、日々取り組んでいます。